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  ◆活動の目的
 
プロ・アマや年齢・性別を問わず、女性スポーツにさまざまな形で携わる人達が抱える諸問題を考え、解決します。また女性の視点からの調査研究などを通じ、女性スポーツの発展と振興を図ります。
 
  ◆発足の経緯

1970年代、日本は高度経済成長による生活水準の向上で、それまで最もスポーツに縁遠かった主婦をバレーボールやテニスの愛好者に仕立て、女性スポーツの人口を増やしました。それに伴い、従来の女性スポーツ振興策では対応できない問題も出てきましたが、スポーツ界には女性が意見を述べる場はほとんどありませんでした。

一方、米国では、1974年にプロ・アマ・競技種目に関係なく、女性スポーツの地位の向上を目指すWSF(Women's Sports Foundation:女性スポーツ財団)が誕生しました。
日本でもそんな活動をしたいと思い続けていたスポーツジャーナリストの三ッ谷洋子(現WSFジャパン代表)が、1980年「第1回国際女性スポーツ会議」を企画・開催したのをきっかけに、1981年にWSFジャパンを設立しました。


  ◆主な活動
 
機関紙WSF Japan Newsの発行
1年に2回、発行しています。原則として会員向けですが、希望者には参考資料として最新号などの送付も可能です。内容は女性スポーツにかかわり各界で活躍している人のインタビューや話題、会員の近況、海外情報などです。

女性スポーツに関する情報提供
会員や一般からはもちろん、マスコミ・競技団体・省庁・自治体などからの様々な問い合わせに応じています。
女性スポーツ関連団体の資料や、産婦人科医を中心に作られた「女性スポーツ医学研究会」主催セミナー、海外で開かれる女性スポーツ会議の開催案内等の情報を提供しています。

1980年からの「女性スポーツ」に関わる新聞スクラップ等の資料は、会員以外も閲覧可能です。(事前に事務局にご連絡ください。)


女性スポーツに関する研究会・講演会の開催
これまでに、女子選手を指導する男性指導者、登山家の田部井淳子さん、マラソン元五輪代表の増田明美さんなどを講師に招き、「女性スポーツフォーラム」等を開催しました。

1986年〜1992年まで7年間に渡って京都で開催された「女性スポーツ京都会議」(京都新聞社主催)では企画・コーディネート等で協力しました。

2002年には、20周年を記念して大阪と東京で「女性スポーツセミナー」を以下のような内容で開催しました。

『女性スポーツセミナーOSAKA』 2002年3月2日:クレオ大阪中央
  −基調講演 「女性スポーツとマスコミ」毎日新聞学芸部記者 畑律江さん
  −ミニレクチャー
        「知ってるつもり?!大阪の女性スポーツ 今・昔−その歴史をたどる」
                中京大学講師 來田享子さん
  −パネルディスカッション
        「結婚・出産・育児は女性選手にとってマイナスか」
                畑律江さん、來田享子さん
                水泳飛び込み元五輪代表・コーチ 馬淵かの子さん
                プロゴルファー 増田節子さん
                (コーディネーター WSFジャパン代表 三ッ谷洋子)
 
『女性スポーツセミナーTOKYO』 2002年9月26日:秩父宮記念スポーツ博物館
   −講演「新しい女性の生き方を示した天才アスリート
                        −人見絹枝の25年の生涯をたどって」


  ◆活動の効果
 
1984年「女子柔道をオリンピック競技に入れる」国際的な運動に協力しました。
その結果、女子柔道は88年のソウル五輪で公開競技、92年のバルセロナ五輪で正式競技として認められました。


1989-1990年「体協とJOCに女性役員を送る委員会」が両団体に要望書を提出しました。
その結果1991年、両団体に初の女性役員が誕生しました。

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